【NO. 002】ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために

こんにちは!修士2年生のTAKUOです!

本日は、今話題の『ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために』を読んだので、僕が重要だと思った部分を記事として残しておきたいと思います!

なかなか学びの多い本だったので、僕自身も定期的に見返したいと思いながら書きました!

ロングゲームとは?

「長期の思考」があれば、危機の時に助けになる。
「長期の思考」は、最も大切な目標に向けて歩む力になる。
常に行き当たりばったりで、刺激に反応するような行動ばかりでは、いつまで経っても目標を達成できないだろう。長期戦略をたて、さらには、途中で自分の進む道も変わる可能性もあると認識していれば、成功のチャンスを最大化することができる。

暗い時期を乗り越えた時に手に入る報酬は、だんだんと増えるのではない。ある瞬間に一気に増えるのだ。
自分の時間、自分の人生をどう使うのか。意識的に選択すれば、あなたは巨大な力を手に入れることができる。

この『ロングゲーム』で私が目指したのは、成功へのプロセスを「すべて明かす」ことだ。長期にわたる成功を達成するまでには、どんなことが待ち受けているのか。その現実を包み隠さず明らかにしたい。

最初のステップは、「意味のある人生」の定義を決めることだ。

そしてもう一つのステップは、「欲しいものはほぼすべて手に入る」と理解することだ。

目先の利益の誘惑に負けず、不確実ではあるが、価値のある将来の目標に向かって努力を続けるーーこれが、「ロングゲームをプレイする」ということだ。

私はこの本で、ロングゲームを根底から支える「コンセプト」と「戦略」を紹介している。自分自身の経験や、何百人ものトップクラスのエグゼクティブや起業家たちをコーチングした経験から学んだことだ。

私たちはなぜこんなにも忙しいのか?

忙しいと深く考えずにすむ

忙しく、仕事に集中していれば、直視したくない答えが出るような質問「これが正しい道なのか? これが私の望んだ人生なのか?」を考える時間がなくなる。

忙しい人は自分の人生をコントロールできない人

忙しさを崇拝していると、知らず知らずのうちに自分が忙しくなるような選択をしてしまう。私たちは、自分の欲しいものを明確に定義しなければならない。

余白を作る!

長期の戦略的思考に何百時間もかける必要はない。とはいえ、頭の中に余白がなければ考えることはできない。

戦略的思考を磨く最初のステップは、重要でないものを排除すること。

1年後(あるいは5年後、10年後)の自分の気持ちを想像すれば、たとえ完璧な正解ではなくても、より良い決断をすることならできる。

長期の思考を身に付けたいなら、取捨選択のスキルを磨くことが大切だ。その場限りのことに貴重な時間を使ってはいけない。

正しい目標を設定するには?

「自分の興味に最適化する」

長期的な思考とは、12歳の時点で将来の目標を決め、あとはひたすらその目標に向かって計画を実行していくということではない。

あなたが人生のどの時点にいようとも「興味のあること」「面白そうだと思うこと」ならあるはずだ。

ロングゲームの大前提は、「現状の犠牲者にならない」ということだ。

自分の「本当に興味があること」を知るには、現時点の時間の使い方を振り返ってみるといいだろう。

自分が興味を持つ対象の「パターン」を認識することも大切だ。

自分の興味に最適化することの本当のメリットは、人の興味を惹く面白い体験談を集めることだけではない。興味を追求する過程で、「隠れた可能性の扉」を見つけられるかもしれないメリットもある。

ロングゲームで大切なのは、「馬鹿げた目標は、今だからこそ馬鹿げて見える」ということだ。永遠に馬鹿げた目標であるとは限らない。「自分にとって究極の成功とは何か?」と考え、あえて「極端な目標」を立ててみよう。

追い求める価値のある目標なら、失望したくないあまり薄めてしまったバージョンではなく、自分が本当に望んでいるバージョンを追い求めるべきだ。

意義ある目標に向かって努力している時は、目標そのものが力になり、日々の小さな努力を積み重ねられる。

自分の興味に最適化するなら、「できそうなこと」ではなく、「本当に興味があること」を目標にしよう。

新しいことに挑戦しよう!

挑戦に大切な6つのポイント

①正しいサポートを手に入れる
辛い時に気持ちを奮い立たせる1番の方法は、信頼できる友人にサポートしてもらうことだ。

②コーチを雇う
やはりコーチを雇うのが、最も効率的な方法の一つだ。

③期限を決める
夢に向かって行動したいなら、必要なのは「時間」ではなく「期限」だ。

④学び続ける

⑤負けても勝てるようにする
まず、そのチャンスで得られる最低限の利益を計算する。
その最低限の利益に魅力を感じるなら、挑戦する価値はあるだろう。

⑥10年単位で考える
「人間は1日でできることを過大評価し、1年でできることを過小評価する」。この期間を「10年」にまで広げると、さらにグッと過小評価が激しくなる。
最初は小さな、とるに足らない一歩でも、10年後にはあなたとライバルの間に巨大な距離ができているはずだ。

戦略的に成果を出すには?

成果を最大化するには、最も大切な一つの目標に全集中した方がいい。

興味の対象が次から次へと変わっていては、一つのアイデアをじっくり育てることはできない。どんなに優れたアイデアでも、形になることはないだろう。

顔を上げて新しいチャンスを『探すモード』なのか、下を向いて目の前のことに『集中するモード』なのか。この二つを混同してはいけない。

キャリアを4つの波で区切って考える

①学ぶ
普通のやり方をきちんと知っておく必要がある。

②創造する
自分のアイデアを創造してシェアをする必要がある。

③つながる
正しい人と繋がれば、サポートしてもらえる。自分の声をもっとたくさんの人に届けられたりする。

④収穫する
この段階になると、積み重ねた努力から豊かな実りを「収穫する」ことができる。

しかし、「収穫する」には賞味期限がある。期限が来たら、また新しいことに挑戦し、新しい何かを創造しなければならない。

自分の時間を戦略的に使いたいなら自分に質問をする必要がある。

無駄になっている時間にレバレッジを効かせるにはどうするか?

何かを1回して、10回したのと同じ効果を出すためにはどうするか?

ネットワークづくりに大切なのは、「相手のために何ができるか」を考えることだ。

特定の目的を持たず、ただ相手を助けること。面白い人たちと意義深い関係を築くことだけを考えて無期限のネットワークづくりを行うこと。するとチャンスが向こうからやってくる。

時には忍耐も大事!そんな時はどうする?

うまくいかない時はどうするか

①なぜ私はこれをしているのか?

②他の人はどうやって成功したのか?

③信頼できる人はなんと言っているか?

挑戦が報われることもあれば、そうでないこともある。それでも挑戦しなければならない。

たとえ卓越した能力があっても、打席に立たなければ、その能力を発揮することはできない。

長期で考えれば、「統計」はあなたの味方だ。
打席に立つ回数を増やせば、ヒットの数も増える。

失敗を再定義しよう

初期の段階では全てを「実験」と捉えることだ。

「実験」であれば、どんな結果になっても失敗にはならない。狙った結果が出るまでに何度も挑戦するのは当然のことだ。

自分で勝手にハードルを設置し、始めるのを難しくしている。

その間に目標に向かって行動を起こしていれば、どれほど多くのことを達成できたか気付いていない。

ロングゲームをプレイするための3つの鍵

①独立心
ロングゲームとは根本的に、自分自身と自分のビジョンに忠実であることだ。強い心でロングゲームをプレイするには、自分の中に自分の評価基準を持つことが大切だ。

②好奇心
道を見つけるのに必要な資質が好奇心だ。

③立ち直る力(レジリエンス)
うまくいくかどうかはやってみなければわからない。
うまくいかなかったときは「これはダメだったけれど、他の方法を試してみよう」と言える強さが必要だ。成功するかどうかは、打席に立つ回数で決まると言っても過言ではない。

読書時間:4時間くらい 執筆時間:2時間5分

コメント

タイトルとURLをコピーしました